消費者行動論的覚え書き

28日(日)のこと、妻と2人で、花園町にあるマツヤマ楽器2階のレンタルスタジオで開催された歌とピアノの発表会を観覧しに行った。

歌とピアノで愉しむ秋のひととき

発表会は16:00頃終わった。同じく発表会を観覧していた職場の同僚と妻と僕の3人で「小腹がすいたね」という話になった。「食べたい人は軽くつまむことができて、飲みたいだけの人はくいっと飲むだけにできるようなお店」を考えた結果、凸凹舎を目指すことにした。

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ところが、凸凹舎に到着してみると何やら様子がおかしい。店内で楽器を演奏している人がいる。貸切営業でライヴイベントをしているようで、一般客は入店できないようだった。そこで、「ラーメン屋がてっとり早い」ということになり、花園町の閏へ。

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拉麺閏〜お知らせブログ〜

閏のラーメンは、塩分が濃すぎず、おいしい。が、中途半端に瓶ビールを飲んだため、飲み足りなくなった。とはいえ、ラーメンを食べ終えた時点で、時計の針は17:00をわずかに回ったところで、飲み屋の類が開店しているような時間帯ではない。「この時間帯で軽く1杯ひっかけられるところ」と脳内検索して思い浮かんだのは、マツチカ(松山市駅の地下街)のBALである。

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立ち飲みワインとピザの店。BAL | まつちかタウン

ところが、同じことを考える人がたくさん居るらしく、BALは満席だった…。

そこで思い浮かんだのが、千船町にあるmiima(ミーマ)である。1度か2度か訪問してコーヒーを飲んだことがあり、お酒のメニューもあることを記憶していた。

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miimaも、思っていた以上にお客さんが入っていた。飲みに繰り出したり、何かのイベントに参加する前の時間帯で立ち寄る人が多そうである。幸いにも、奥のテーブルが空いていたので、入店することができた。エスプレッソとラムをまぜたコーヒーカクテルや、日本酒をいただくなどして、時間を潰した。このお店は「昼間から飲める店リスト」に入れることができるな、などと考える。

時計の針が18:00を回ったので、「おいしいものをアテにしてちょっとだけ飲んで帰ろう」ということになった。行先として最初に思い浮かんだのは、松山市駅の南にあるトマリギである。

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ところが、お店にたどり着いた時点で満席ではなかったものの、「今日はもう予約でいっぱいなんです」との返答。涙ながらに店をあとにする。

妻が「お姉さん2人でやってるあのお店はどう?」と切り出す。が、この情報だけではどのお店だったかわからない。妻の話を聞くと、トマトの上にパクチーを載せ、その上からレモン入りオリーブ油をかけた小料理を「おいしい、おいしい」と言って食べたお店とのことで、ここに至ってようやく、入り口に物乞い猫の居る千船町のセブンイレブンの東側にあるお店だと理解。とはいえ、2人とも店名が思い出せないので、電話をかけて空席状況を確認することもできず、とりあえず現地まで移動することにした。

La Espiga -España BAR Taberna - 愛媛県 松山市 - スペイン料理店 | Facebook

お店に辿り着くと、奥の方に空いているテーブルが見えたので、内心ホッとしながら扉を開けるも、ここでもやはり「予約でいっぱい」。

日曜日のこの時間帯は、いいお店はすぐに予約で埋まってしまうらしい。休業するお店も多い分だけ、逆に、いいお店にお客さんが集中する側面もあるのかもしれない。

店探しにすっかり疲れてしまって、結局、「いつも行くところにしよう」ということになった。行先は城北(高砂町)の四十四。職場から近いのでよく行くお店で、キープボトルも置いてある。

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四十四もカウンター席は埋まり気味だったが、小上がりの方は空いていた。「やっぱりそうでなくちゃ」と、棚のキープボトルを勝手に取って飲み始める。と、見覚えのある人が入店してきた。高校時代の同級生のO君である。O君は大阪でお医者さんをしているのだが、所用あって松山に一時的に帰省してきたらしい。四十四はO君のお母さんの行きつけでもあるらしく、一緒に来店してきたというわけである。O君と会うのは、もうかれこれ12年振りである。思わぬところで思わぬ人に出会い、話が弾んだ。

四十四が「まちがいのない店」だからこそ、われわれも「切り札」に選んだし、O君のお母さんも、息子が急に帰省してきたので「行きつけ」に来店したことになる。紆余曲折あったけど、この日に関していえば、他の店が満席でよかった。