松山市桜・中組地区の断崖

昨日は久万高原町に用事があった。松山市から久万高原町への往復のために通常使うルートは国道33号である。この日は、往路については国道33号を使ったが、復路についてはややマニアックな道で帰ることにした。復路の途中までは33号を使ったものの、三坂道路には入らないことにし、旧道(格下げされて国道440号になっている)を使って三坂峠を越え、そのまま道なりに行けばやがて再び国道33号と合流するところを大久保地区で右折し、奥久谷地区に下る道である。というか、この道はけっこう気に入っていて、ちょくちょく使っている。奥久谷地区では、祖谷の「かかしの里」には到底及ばないまでも、至るところにかかしが鎮座していて、まあまあおもしろい。

とはいえ、いつもは日没するかしないかの時間帯に通りかかることが多かった。だから景色を楽しむことはできていなかったのだけれども、今回は日中に帰松したので、普段見えないいろいろなものが目に入った。

今回印象に残ったのは、松山市桜地区の集落の背後(北東側)に断崖絶壁があるということ。国土地理院地図で確認してみると、どうやら標高587mの水準点から北西に伸びているテラスのようなところのフチが断崖になっているようである(下に示した地図の赤丸で囲った箇所)。

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それにしても、まんが日本昔ばなしの「吉作落とし」を彷彿とさせる、なかなかの断崖である。何か名前でもついているのであろうか?

奥久谷地区まで下りてからでも、断崖はよく見えていた。が、桜地区や中組地区からどのように見えるかはわからない。何かわかったらまたエントリーにしてみたい。

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追記(2020/04/28)

たまたま近くを通る機会に恵まれたので、断崖の空撮を試みてみた。といってもいまひとつ回り込みきらず、上記の写真に映っている赤茶じみた岩肌をしっかり撮影することはできていないけれども…

 

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